📈 検索数130%、順位14位→9位に急上昇
2026年シルバーウィーク(9月19日〜27日)の国内旅行先ランキングで、大きく順位を上げた都市があります。それが北海道・函館市です。旅行比較サイト「トラベルコ」の検索データ(集計期間:2026年6月1日〜7月31日)によると、函館市の検索数は前年同期比130%に達し、前年の14位から9位へと大幅に順位を上げました。ちなみに全体の1位は那覇市、2位は札幌市で、その中で函館の伸び率はひときわ目立っています。
11年ぶりの5連休、有給を組み合わせれば最大9連休というまとまった休みが取れる年だからこそ、飛行機だけでなく新幹線でじっくり時間をかけて向かう旅先にも注目が集まりやすくなっているようです。なぜ今、函館がこれほど注目を集めているのでしょうか。理由を紐解いていきます。
🚄 北海道新幹線開業10周年キャンペーン
検索数急増の背景としてまず挙げられるのが、北海道新幹線開業10周年キャンペーンです。お得な企画乗車券の販売や、周遊を促す各種施策が展開されており、新幹線を使ったアクセスのしやすさが改めて注目されています。東京駅から新函館北斗駅まで新幹線で向かい、そこから函館市内へアクセスするルートは、飛行機とはひと味違う旅の楽しみ方として支持を集めているようです。
🏛️ 歴史的建造物を再生した宿泊施設
もう一つの要因が、「旧ロシア領事館」や「旧相馬家住宅」といった歴史的建造物を再生した宿泊施設の開業です。函館は開港以来の異国情緒あふれる街並みで知られていますが、こうした歴史ある建物にそのまま宿泊できる体験は、他の観光地にはない函館ならではの魅力といえます。あわせて、地場食材を活かした食文化の発信や各種イベントの開催も、注目度を押し上げる要因になっています。
こうした歴史的建造物リノベーション型の宿は、一般的なホテル・旅館とは異なる趣を求める旅行者から支持を集めやすく、SNS映えする滞在体験としても話題になりやすい傾向があります。元町エリアを中心とした異国情緒あふれる坂道の散策と組み合わせれば、函館ならではの街歩きの魅力をより深く味わえるはずです。
🌟 定番スポットと体験型アートも人気
快適な秋の気候のなかで楽しむ五稜郭など定番スポットの散策や、体験型アート企画も、若年層やファミリー層の関心を集めています。星形の要塞・五稜郭は、桜の名所として春のイメージが強いですが、秋の澄んだ空気の中で五稜郭タワーから眺める星形の全景も見応えがあります。夏の観光ハイシーズンが落ち着き、比較的過ごしやすい気候になる9月下旬は、函館山からの夜景観賞や、ベイエリアの散策にも適した時期といえるでしょう。地場食材を活かした食文化の発信も注目ポイントで、朝市での海鮮丼や、地元漁港直送のイカ料理など、函館ならではのグルメ体験も旅の楽しみを広げてくれます。
🚉 混雑回避のポイント
JR北海道の発表によると、シルバーウィーク期間(9月18日〜23日)の指定席予約数は、在来線・新幹線ともに2025年を上回るペースで推移しています。特に道内の在来線は各方面とも19日が混雑のピーク、新幹線は新函館北斗着が19日、新函館北斗発は22日に混雑が予想されています。JR北海道では2026年3月から道内すべての特急列車が全席指定席化されているため、当日の飛び乗りが難しくなっている点にも注意が必要です。
混雑を避けたい方は、次のようなポイントを意識するとよいでしょう。
移動日を混雑ピークの19日・22日からずらし、連休中日の20日・21日に設定する
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- 新幹線・特急の指定席は早めに確保する(全席指定席化により当日券のハードルが上がっています)
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- 五稜郭など定番スポットは午前中の早い時間帯に訪れ、午後は混雑しにくい歴史的建造物めぐりに切り替える
💰 旅費の目安
2泊3日のツアー料金の目安としては、「周遊に便利なレンタカー付/成田発」が42,100円〜、「新幹線で行く湯の川温泉満喫ツアー/東京駅発」が58,800円〜という価格帯が案内されています。移動手段によって費用感が大きく変わるため、レンタカー派・鉄道派それぞれのプランを比較検討してみるとよさそうです。
🍣 函館の食文化をもっと楽しむ
函館といえば朝市での海鮮丼やイカ料理が定番ですが、洋食文化の発祥の地としても知られています。開港以来、異国との交流拠点として栄えた歴史から、老舗の洋食店が点在しており、ハイカラな雰囲気の中で味わう洋食も函館旅行の楽しみの一つです。金森赤レンガ倉庫周辺では、地元スイーツや土産物店も充実しており、街歩きと合わせてグルメを堪能できます。
📝 まとめ
北海道新幹線開業10周年という節目のタイミングと、歴史的建造物を活かした新しい宿泊体験、定番スポットの秋ならではの魅力が重なり、函館市はシルバーウィークの旅行先として急上昇しています。混雑が予想される時期だからこそ、指定席の早期予約と、移動日をずらす工夫を意識して、快適な函館旅行を計画してみてください。









