ユニットバスと在来工法、何が違うのか 🏠
お風呂のリフォームを考えるとき、「ユニットバス」と「在来工法」という言葉をよく耳にします。どちらを選ぶかで、工期・コスト・使い心地が大きく変わってきます。
簡単に言うと、ユニットバスは工場で製造されたお風呂をそのまま組み立てる方式で、在来工法は現場でタイルや防水材を施工してお風呂を造る方式です。どちらが正解というわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
このコラムでは、これからリフォームを検討する方が「自分の家にはどちらが向いているのか」を判断できるよう、両者の特徴を詳しく解説します。✨
ユニットバスの特徴と向いている家 🛁
ユニットバスとは
ユニットバスは、浴槽・壁・床・天井などが工場で一体成型された完成品です。現場では基礎を整えて、このユニット全体を組み立てるだけです。
防水処理も工場で完了しているため、現場での防水工事がほぼ不要です。見た目も均一で、デザインも豊富なメーカー製品から選べます。
ユニットバスのメリット
まず、工事期間が短いという大きなメリットがあります。通常3~5日程度で完成するため、仮設トイレの手配などの負担が少なくなります。
防水性能が高いのも特徴です。工場で既に防水処理が施されているため、現場での施工ミスの心配がありません。寿命が20~30年程度と比較的長く、メンテナンスも容易です。
費用が明確で予算立てやすいことも利点です。商品代と施工費がはっきり分かるため、想定外の追加費用が発生しにくいのです。相場としては、標準的なユニットバスで本体代15万~60万円、施工費10万~30万円程度が目安になります。
また、掃除がしやすく清潔を保ちやすいというのも、毎日使うお風呂だからこそ大切なポイントです。
ユニットバスのデメリット
一方、サイズが限定されるという課題があります。狭い浴室や変わった形の浴室には対応しづらく、既存の浴室サイズに合わせて間取りを妥協しなければならない場合があります。
高級感や個性を出しにくいのも特徴です。選択肢は豊富ですが、あくまで既製品なので「完全にオリジナルなお風呂」を求める方には物足りないかもしれません。
また、修理の際に部品単体での交換ができないことがあるので、故障時は全体交換が必要になるケースもあります。
在来工法の特徴と向いている家 🏗️
在来工法とは
在来工法は、現場の浴室に木枠を組んで、タイルや防水材を張り、一からお風呂を造る工法です。大工工事から防水、タイル施工まで、すべてが職人の手によって行われます。昔ながらのお風呂作りの方法で、今でも多くのリフォームで採用されています。
在来工法のメリット
サイズや形を自由に設計できるというのが、最大の魅力です。狭い浴室も広々とした浴室も、変わった形の浴室も思い通りに造ることができます。広さを活かしたい方や、家の間取りに合わせてカスタマイズしたい方に向いています。
高級感や質感にこだわれるのも在来工法の大きなメリットです。タイルの色や種類、浴槽の素材を細かく選べて、まさに「自分好みのお風呂」を実現できます。タイルの質感は本当に素敵で、毎日のお風呂時間が心地よくなります。
部分的な修理やメンテナンスが容易です。タイルが1枚割れたら1枚だけ交換できるので、故障時の対応も柔軟です。
在来工法のデメリット
最大のデメリットは工事期間が長いことです。通常2~3週間、防水層の乾燥を含めると1ヶ月程度かかります。その間、お風呂が使えないため、銭湯やスポーツジムの利用が必要になるかもしれません。
コストが高くつく傾向
防水性能が施工職人の腕に左右される
また、カビやひび割れが発生しやすい
失敗しない選び方のポイント 📌
現在の浴室の状態を確認する
既存の浴室がユニットバス対応のサイズか、在来工法でないと対応できない形状かを確認しましょう。多くの場合、現在がユニットバスなら次もユニットバスに、在来工法なら次も在来工法に、というように同じ工法を採用することが現実的です。
ただし、リフォームのタイミングで「ユニットバスから在来工法へ」「在来工法からユニットバスへ」の切り替えもできます。この場合は配管工事や防水工事が追加で発生し、コストと工期が増加することを念頭に置いておきましょう。
毎日の使い勝手を想像する
お風呂は毎日使う場所です。掃除の手軽さを重視するならユニットバスが向いています。一方、ゆったり入浴したい、高級感を重視したいという方は、スペースと質感で選べる在来工法が候補になります。
実際にショールームで両者のお風呂を見て、サイズ感や質感を確かめることをお勧めします。
予算と工期の制約を考慮する
リフォーム予算が限定的な場合は、ユニットバスが現実的です。一方、工期中にお風呂が使えないことが大きな負担になるなら、短工期のユニットバスを選ぶという判断もあります。
逆に、時間に余裕があり、品質と個性を優先したいのであれば、在来工法の検討価値があります。
業者選びの重要性
在来工法を選ぶ場合、職人の技術が完成度に大きく影響します。複数の業者から見積もりをもらい、施工事例や防水工事の方法について詳しく説明できるかを確認しましょう。
ユニットバスを選ぶ場合でも、既存浴室の解体や基礎作り、配管調整が重要です。やはり信頼できる業者を選ぶことが、後悔しないリフォームの鍵になります。
まとめ
ユニットバスと在来工法は、どちらが優れているわけではなく、あなたの暮らしと優先順位に合った選択をすることが大切です。
ユニットバスは「手軽さ・防水性・コスト」を重視する方向きで、短工期で清潔なお風呂を手に入れられます。一方、在来工法は「自由度・高級感・個性」を重視する方向きで、世界に一つだけの理想的なお風呂を実現できます。
リフォームを決める前に、現在の浴室の状況、予算、工期、毎日の使い勝手を総合的に考えて、後悔のない選択をしてくださいね。水回りのリフォームは人生の中でも重要な投資です。迷ったときは、信頼できるリフォーム業者に相談し、あなたにぴったりなお風呂の形を一緒に見つけることをお勧めします。😊
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